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〜一竹能〜 |
久保田一竹大先生の世界。日程通り4日間行われました。一竹能の世界をお伝え致します!
何もわからぬ@(^^)が感じたまま書かせて頂きますm(..)m
能の世界ってどんな感じでしょうか???自然に囲まれた美術館の舞台は、一竹大先生の
世界へと変化します。能の世界って・・・。観阿弥世阿弥えっと?何時代だったかな?
1300年頃?えっと・・・その歴史ある伝統美しさを感じたいな。
一竹大先生の世界に入って楽しみたいな。って思っておりました。
静かに曲が流れ始めます。今回高見沢俊彦氏が担当された「月光」〜Theme of Itchiku
高見沢氏の楽曲は、幻想の世界への招待状〜月の光に照らされて、とても穏やかで優しく
包まれる中に何か情熱を感じるような力強さが垣間見れるような感じでした。
始る頃は明るく周りの木々もさらさらと揺れています。
3部構成
第1部〜竹笛の音。小さく震えて振動する微妙な変化がこれは人の息でないと感じることのない
音の変化がそっと響きます。
美しい着物を3人が彩る古典的ファッションショーのような感じでした!!
素敵なお着物を羽織っているような心地になり、舞は、優雅でどこか幻想的な世界に
導かれるように、祈りが届いていくような空間を感じました。
お化粧とお着物としぐさがとても品があってしなやかで、歌が時折入ります。
歌は、天下泰平と国土安穏を祈祷するものと。
第2部〜太鼓と笛です。バレエダンサーとあって、柔軟な身体の動きに注目します。
バレエだけの動きに東洋的な動きがアレンジされていていました。
バレエに西洋クラッシック音楽という姿が東洋クラッシク音楽にミクスチャーされた
世界です。19歳と後で聞いて、その素晴らしい踊りは大人のオーラが出ていました。
第3部〜アボリジニの楽器(イダキ)の音が流れます。能面〜女・老人・神・霊・鬼など。詳しくはわからないのですけれど(^^;;;
見えない暗闇の中踊っていると気付きました。それは、歩き方でした。
足先で先を確認している微妙な動きから、見えない世界の舞そして歌だと・・・。
暗闇のなか音と地に付くのは足だけなので、緊張感が強いのと美しさに惹かれていきます。
最後に久保田一竹大先生が舞台に立たれ、挨拶されました。
一匹狼だったと。今も熱く情熱がこの先も生み出していくであろう世界への希望の
羽ばたく力。この一竹能が羽ばたくこと、世界へ広げるために。。。
それもこの舞台を作ってくれた熱い情熱の人々が存在したことと〜出演者全員が舞台に立ちます。
その時、石の階段に腰掛けられてました。
世界にはばたく方々が一竹大先生情熱のもとに集まってこらえた感じが致します。
お話を聞いていると、胸が熱くなりました。。。84歳の大先生の一言はとてつもない
重みを感じ、情熱に心を打たれ、いつしか@(^^)の目に涙が浮かんでいました。
歴史から世界から自然からお着物までどれも融合した世界でした。日本文化に世界の文化が
溶け込んで、独自の世界を生み出されているこの世界。
今回拝見して気付きました。共通項は情熱そして礼。
久保田一竹大先生を始め、各皆様。
ありがとうございました!!そしてお疲れもあるかと思いますが、それ以上に
元気なお姿と笑顔とお言葉そしてパワーに感動と感謝の意をここに記したいと思います!!
来年は更に沢山の方々が一竹能をご覧になることを
お祈りして。。。
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